説明
木版手染ぬいぐるみ
木版手染は飛騨高山「真工藝(しんこうげい)」が独自に研究開発した、他に類のない手法の染めつけです。素朴な生木綿に飛騨の伝統ある木版で染めつけ高温で色止めし、もみがらをつめ、縫い合せた終始手造りのぬいぐるみです。末永く御愛玩下さい。
陣屋福猫の由来
高山陣屋郡代の奥方は猫が好きで、一匹の猫を飼っていた。その猫は、奥方よりも姫になついていた。
ある日、庭の松の下で鯉を見ていた姫に狂気のようになって猫が着物の裾を引っぱり出した。これを見た郡代が、「不届物。」と猫の首を打落すや首は飛んで松の木の上から姫を狙っていた大蛇の首にかみつき、大蛇は死にはてた。
そこで始めて猫が姫を守っていた事がわかり、郡代は後悔し、祠を建てて猫の霊を慰めた。現在も、その祠は「陣屋根古石」として、高山陣屋の真裏に祀られている。
陣屋福猫は御守として、福を招き、禍より守って頂けると信じられています。
【注意】直射日光、水濡れは、変色の為避けて下さい。